冬のカサカサ乾燥や、夏のジメジメした湿気に悩まされている方が多いと思います。
冬の加湿はどのくらい必要か?夏の除湿はどこまでできるのか?お客様からそのようなお問い合わせが多いので、今回は自立循環型住宅のプロフェッショナルであるミライの住宅の森亨介先生に、湿度のコントロール方法について学んできました。場所は、横浜市にある設計事務所兼工務店のあすなろ建築工房さんのモデルハウス「六ッ川の家」(兼社長のご自宅)をお借りしての勉強会です。
かっこいい!!ガルバリウムと天然木の相性は抜群ですね。傾斜地を利用し日当たりも眺望も最高です。
こちらの家は、冬は床下エアコン・夏は2階ホールのエアコンを稼働させ、アローファンを使い家全体を快適にするよう設計されてます。
この家のオーナー、イケメン関尾社長。
さて勉強会です。森先生の講義はいつも丁寧でわかりやすい。優しいお人柄がにじみ出ています。
大量のおっさんが集まって熱気ムンムンです(笑)。
大型建築の温湿度環境の研究は進んでいるのですが、住宅についてはまだまだ研究が遅れていると思います。今回は森先生が実践で経験されていることを惜しげもなく教えてくださいました。無理な空調設計をするわけではなく、標準的なエアコンをいかに生かすかの設計手法がとても大事なポイントでした。実際にこの六ッ川の家で換気風量や温湿度を測定し計算することで体感できたことにより、すんなりと理解することができました。
高気密高断熱住宅専門の一級建築士たちでも勉強することはまだまだあります。お客様にいい家に住んでいただきたいと思う本気の気持ちがなければ、ここまではやらないでしょう。家を建てようとしている友人に聞きましたが、あいかわらずハウスメーカーの営業(建築士の資格もない)は、建築の説明はあいまいで自社アピールばかりしているそうですね。小さな会社では長期優良認定をとれるわけがありません、大手企業が絶対安心です!と。。ついには、土地の調査・測量もせずに「プランと見積もりを一週間で出します!決算月なので大幅値引きしますから、今月契約してください!」とのこと。。資本主義社会なので仕方ありませんが、誰のための家づくりなのかもっと真剣に考えてほしいものです。
勉強会の後はあすなろ建築工房さんの手料理にて懇親会です。新たな知識と新たな出会いと最高のおもてなしをいただき、非常に楽しい一日でした。森先生、関尾社長ありがとうございました。
千葉北西部で本気でいい家を建てたい方、時間はかかりますが本気でお付き合いしますのでウッディ伊藤までお問い合わせください。
鳳建設さん → https://www.ohtori.net/(岐阜での家づくりはこちら)
ミライの住宅さん → http://miraino.org/(いい家づくりを勉強されたい方はこちら)
あすなろ建築工房さん → https://www.asunaro-studio.com/(横浜でのいい家づくりはこちら)