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四街道パッシブハウス認定申請予定

3月より着手しております【集いの家】四街道パッシブハウス認定申請予定です。

現場は建方工事・第三者機関による躯体検査を完了し、付加断熱・吹込みグラスウール充填断熱工事・気密シート工事を終えたところで気密測定を行いました。

現場進捗

着工からの工事の様子です。

熱橋を極力少なくするため基礎スラブ下にも断熱材敷き込みます。地中梁の周辺は細かく大変な施工です。

耐圧盤・立上り部コンクリート打設、鉄筋も全て許容応力度計算により丁寧に配筋

土台敷き・建方工事、土台は国産桧材、柱は国産杉材を使用しております

土台から屋根まで全ての構造躯体をホウ酸処理(シロアリ工事)・吹込みグラスウール充填断熱・気密シート施工・ネオマフォーム付加断熱貼り

窓は山崎屋木工様に製作いただきました木製サッシ「キュレイショナー」です。窓枠は長野県産唐松材に断熱材ネオマフォームを組み込んだ特別仕様、トリプルガラスは世界最高水準のサンゴバンECLAZ、断熱空気層はなんと18mmもあります。

気密測定(減圧法・加圧法)

断熱気密工事完了後、仕上げ工事前の中間測定です。
「減圧法」と「加圧法」の2通りの測定方法で行います。

「減圧法」は室内側に測定器を設置し、家の中の空気を外に出し室内を減圧します。

「加圧法」はその逆で測定器を室外に設置し、家の中に空気を送り込み室内を加圧します。

パッシブハウスに要求される気密性能は、床面積から割り出す単なる相当隙間面積(C値)ではなく、壁厚を除いた実際の室内気積において【50Pa時漏気回数0.6回/h以下】という別の計算方式となります。

減圧法3回・加圧法3回の計6回の測定平均値として計算した結果、、

【相当隙間面積 C値=0.1㎠/㎡】
【50Pa時漏気回数 0.41回/h<0.6回/h】

見事パッシブハウス基準をクリアいたしました!
毎日現場に張りついてがんばったスタッフ一同、ひと安心するとともに
丁寧な作業をしてくれた大工さん・職方さんに感謝です!

しかしパッシブハウス申請をするためには、まだまだ換気風量測定などクリアしなければならないことがあるので気は抜けません。

現場は内部造作・外装工事・換気工事へと進んでまいります。
これから梅雨入りし日々暑くなってまいりますが、引き続き安全第一で作業を進めてまいります。