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現場進捗と今後の家づくり

【ノスタルジックハウス】

   

完成&お引渡しを終えました。ダイナミックな吹抜やセラミックのキッチンがとても個性的で素敵に仕上がりました。リビングにつながる小上がり畳は普段はオープンにつかい、そして引きこもりもできるようにスタディコーナーとシアター用のスクリーンを設置。家族みんなが楽しめるスペースになりそうです。引出し収納はすっかり定番となりましたね(笑)。完成時の気密測定ではC値0.2㎠/㎡の数値となりました。

 

【ふぉれすとビューハウス】

    

ネオマフォームの付加断熱と内部GWブローイング断熱工事、気密シート工事、外部の防水工事まで進みました。屋根のガルバリウムと外壁のウルト透湿防水シートがともにブラックでかっこいいです。木製サッシがひと際生えますね。中間時の気密測定ではC値0.1㎠/㎡の数値となりました。

 

【ドッグ・アートはうす】

 

 

基礎工事終盤です。第三者機関での配筋検査も一発合格、建築士のお施主様からも鉄筋の太さやピッチの細かさにお褒めのお言葉をいただきました。コンクリート打ち込みと断熱施工も職方と監督が丁寧に仕上げてくれております。

 

【わくわくキッチンハウス】

  

 

地盤改良工事から基礎工事に移行しました。この後捨てコンクリートを施工し、連休明けから配筋工事に入ります。着々と進んできましたね。

 

【これからの家づくり】

新規設計依頼、基本計画案打合せ、詳細設計打合せと現在8件のお施主様とお話が進行しております。大変ありがたいことに、毎週のように新規ご相談のお問い合わせもいただいております。しかしそのような中、ここ最近の急激な物価上昇による建築費の高騰がお施主様と私共の悩みのタネとなっております。

昨年のウッドショック(木材不足)から始まり、半導体ショックによる設備の供給遅延、鋼材・石油製品等の供給不足によりすべての建材が値上げされ、この1年で建築費用は20%ちかく上昇しております。つまり3000万円の計画のはずが3600万円も必要になってしまうことに。さらにこの後に控えているロシアの木材が入荷できず合板不足が起こる兆しもあるため、この現象は長期化すると思われます。

この先、電気・ガス・水道の値上がりも続くなかで、光熱費のかからない家に住むことの重要性がますます大切になってきます。構造躯体(パッシブデザインやHEAT20G3レベルの断熱)の性能は落とさず、家のサイズを抑えながらシンプルな間取りとし、さらに設備のグレード等を調整して初期コストを抑える工夫を一緒に考えていけたらと思っております。