構造・断熱・気密・換気
標準仕様の断熱Q値(熱損失係数):1.37W/㎡K
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住んで、暖かいと感じる家つくりに必要なのは、まごころと適材適所の断熱施工です。
え?、と思われるかもしれませんが、長期優良住宅などの国の高い認定基準に適合してるのに寒かったり、結露が起きるのはなぜでしょうか?
建物の性能は数字で計算されたもので、本当の「住み心地」とは必ずしも一致しません。確かに、規定の断熱材を使っているのですが建物の隙間や断熱材の施工法による違いは 評価出来ないという現実があります。先ずは私たち工務店と現場で施工に従事する職人が、本当にしっかり断熱するという 強い意志と良い建物を供給しようとするまごころが無ければ、住み心地には現れません。そして、断熱施工は建物の部位に適した断熱材と施工方法を選ぶ必要があります。つまり、床には、施工性が高く、湿気の溜まりにくいマット状で裸の断熱材を十二分に 施工し、障害物(配線やCD管)の混在する壁や天井では、細部まで断熱材が届く ブローイング工法による施工を、そして、玄関やシューズインクロークの土間の下やユニットバスの下部には固形のスチレンホームを使用する事が必要です。
- <断熱施工>
熱損失係数(Q値)1.37W/㎡Kの性能を支えるのが断熱材です。
カーソルを断熱の部分に合わせると施工の写真が見られます。
建物の断熱を考える時、玄関のコンクリートの下やユニットバスの浴槽の下も重要です。
当社では、ポリスチレンフォーム100mmをユニットバス下部(コンクリート立ち上がりとコンクリート床)玄関コンクリートの下部など図の赤い部分に施工します。
<開口部断熱性能>
開口部の断熱性能は外壁と等しく重要です。
ドアや窓の気密性が悪いとすきま風となって熱損失が大きくなり、結露を引き起こします。
スウェーデンスタンダードホームでは全ての窓およびテラスドアにスウェーデン製のエリートフェンスター社の木製3重ガラス回転窓を使用します。
玄関ドアにはスウェーデンドアを使用し、開口部の断熱性能を維持しています。
標準仕様の窓
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日本で窓と言えば、ほぼ100%アルミ製と言ってよいでしょう。 |
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3重ガラス回転窓は呼び名の通り、3枚のガラスを重ねています。 LOW-Eガラス 4mm こうした構造によりU値1.25w/m2kの性能を誇ります。
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断熱性能等級 | H-5 | 5段階 最高グレード |
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気密性能等級 | A-4 | 4段階 最高グレード |
熱貫流率 | 1.25 | w/m2k |
パネル製作および、スウェーデン製 3重ガラス木製回転窓の外壁への取付 | ![]() |
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標準仕様の玄関ドア
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木質系断熱玄関ドアのスウェーデンドアは、洗練された北欧デザインと、温かな木の質感が、やさしい家の顔を演出します。ドアの窓ガラスも3重ガラスです。 標準でお選び頂けるのは下の3種類です。
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ドアの内部構造はインシュレーション・ボードを中心に、数枚の単板にアルミ板をサンドイッチした多重構造が高い形状安定性、断熱性、遮音性、強度を実現します。 |
断熱性能等級 | H-5 | 5段階 最高グレード |
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気密性能等級 | A-4 | 4段階 最高グレード |
熱貫流率 | 0.943 | w/m2k |