「建築条件付」の土地

今日は新聞の折り込みでよく目にする建築条件付の土地について説明します。
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建築条件付の土地の仕組みを知る必要があります。
ポイントは2つ。
第一は表示されている土地の値段は意図的に安く表示してあります。「これは安い!」とあなたが感じたら、もう罠に半分かかっています。多くの場合、建築条件付きの土地はもと田んぼや畑の土地をその不動産会社が購入し、造成をして建築地として仕上げますから、仲介物件とは違い大きな利益が必要です。仲介は売れなければ広告費が持ち出しになるだけですが、開発分譲地は売れ残れば即赤字となり、経営が苦しくなります。例えば10区画の分譲地があったとすれば、最後の2区画が利益です。コストを当たり前に土地の値段に算入すれば周辺の単独の物件と比べてかなり高くなり消費者の目から見て魅力が減ります。 そこで、土地の利益を隠して建物の中に含めるようにします。 建物は一目では質の違いは分かりづらく「建物はどうせみんな似たり寄ったり・・・」と自分が自分を説得しはじめたら100%罠にかかったと言えます。
問題はその先にあります。それが第二のポイントです。
図の中の建物の外構工事・住宅設備など建物で一目で評価できる部分は予算を削ることはしません。そして、最後にしわ寄せがくるのが構造・断熱施工など、みなさんが一番重要と考えている部分に来るわけです。
土地の利益を建物で取り返すために「建築条件付」にする訳です。
建築条件は外せます。
建築条件の土地はいいけど、建物はその会社で建てたくないと考えることがあると思います。 そうした場合はAの土地の利益の分を上乗せすれば「特別に」条件を外してもらえることもあります。分譲地のほとんどが売主物件で仲介手数料が不要の場合が多く、売主の新聞折り込み広告が多く見受けられます。 近隣の土地の相場を良く知った上で、その土地がいくらなら妥当か考えればその上乗せ分が見えて来ます。わたくし達が土地探しからお手伝いする場合はこうした土地も視野に入れて探しています。

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